
◇NEC軽井沢72第2日(15日、長野・軽井沢72ゴルフ北C=パー72)
首位に8打差の54位から出た渡辺彩香(21)=ユピテル=がパーより3打少ないアルバトロスとイーグルを同一ラウンドで達成した。同一ラウンドでのアルバトロス&イーグル達成は、ホールインワン(イーグル)で達成した有村智恵(27)の2011年「スタンレーレディス」以来、ツアー史上2人目の快挙。この日は1アルバトロス、1イーグル、2バーディ、2ボギーの67で回り、通算5アンダーとして首位に6打差の14位に浮上した。トップは通算11アンダーに伸ばした服部真夕。1打差の2位には大山志保つけた。
ツアー史上12度目(11人目)となる彩香のアルバトロスは、前半の16番(480ヤード、パー5)。フェアウエーやや左、残り195ヤード。4Iでの第2打はグリーンで2度跳ねて転がりカップイン。ミラクルはさらに続き、後半の5番(361ヤード、パー4)での第2打。残り95ヤードからウエッジ(58度)で放り込み、今季4個目のイーグルをゲットした。
◆渡辺彩香の話 アルバトロスはプライベートも含めて、初めてです。他の選手より、パー5で2オンすることが多いので、1度はやってみたいと思っていた。16番の第2打は残り195ヤード。4Iで打ち、手前から入りました。風がフォローだったので、キャリーでピンオーバーしてしまった。だから、アゲンストのきょうは、きっとちょうどいい。おかげで、ショットもラインも完ぺきでした。今週はパッティングが悪い。ショットが良くてもスコアが伸ばせません。バーディーチャンスにつけても、なかなか入らないから、モヤモヤしていました。でも、ものは考えよう。パッティングがうまくいかない分、こういうこともある。帰り道にも気をつけないと…。このコースなら、一発入ってリズムに乗れば、どんどんいけそうな予感もします。私は、優勝を目指してあきらめないで行く。(写真とコメント=LPGA)
◆ミラクル イーグルでの達成は85万4709ラウンドで1回の確率。毎日1R回っても2341年に1回。
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