
旅館ホテルで働くことの魅力を知ってもらおうと熱海市は28日、首都圏の大学、短大、専門学校の新卒学生を対象に「熱海でお仕事バスツアー(1泊2日)」を開催し、市内の宿泊施設が直面する人手不足の緩和に尽力した。
この日、東京駅発横浜駅経由の専用バスで熱海を訪れたのは4人。市は今回首都圏の33校に無料バスツアーの募集をかけ、市内の2宿泊施設に各8人を予定していたが、応募者は専門学校の女子学生4人。市職員を希望するコースも設けられ、大学生と専門学校生の3人が参加した。
一行は熱海到着後、市役所で市職員から「熱海のいま」をテーマに宿泊客数の推移や熱海の魅力の説明を受けた後、「秀花園 湯の膳」と「熱海温泉 湯宿一番地」の経営者から会社と旅館業の説明を受けた。参加者は両旅館に泊まり、旅館のおもてなしをお客さん目線で体験。市役所コースは空き店舗をリノベーション活用したゲストハウスに宿泊した。
中小企業庁の「地域中小企業人材バンク事業」との共催で実施した。
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