
静岡県は10月21日、熱海市の80代の女性がマダニの媒介によるとみられる「日本紅斑熱」を発症したと発表した。男性は10月7日ごろに発熱、発疹があり、19日に医療機関を受診。20日に病原体遺伝子が検出された。男性は発症数前に山に入ったり、畑作業をしたりしなかったが、腹部にダニの刺した痕が確認された。快方に向かっているという。マダニは山や草むらなどに生息し、秋まで活動が盛んなため、県と市は、屋外で活動する際は、長袖や長ズボンを着用するなど対策をとるよう呼びかけている。
県内では今年8例目。このうち、熱海市では70代女性(5月1日)、50代男性(5月21日)、90代女性(7月13日)、70代男性(9月30日)に続く5例目。際立って多い。
(熱海ネット新聞)
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