
日本で最も早く咲く桜として知られる「あたみ桜」が続々開花している。12月13日、熱海梅園を訪れると足湯近くのあたみ桜に続いて香林亭付近でも可憐なピンクの花を咲かせていた。
梅園前の市道でも、開花が始まっている。あたみ桜は例年、1月初旬~中旬ごろに咲き始める。前々年は12月6日、前年より同5日に開花したが、今シーズンもほぼ同じペースだという。
あたみ桜は市のシンボルとなる「市の木」で沖縄のカンヒザクラとヤマザクラの自然雑種。明治4年(1871年)頃、イタリア人がレモン・ナツメヤシとともに熱海にもたらしたという。
日本列島で最も早咲きの桜として注目を集める河津桜より実は約1カ月早く咲く。一般的に桜の開花期間は1~2週間だが、あたみ桜の開花期間は1カ月以上と長いのが特徴。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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