橋本一実後援会、事務所開き式 政治の原点に戻り、市議からの再スタート

任期満了に伴う熱海市議選(4月14日告示、21日投開票)に無所属で出馬を予定しているに橋本一実氏(54)の後援会(中山幸男会長)は2月24日、熱海市清水町の橋本一実後援会事務所で事務所開き式を行い、市議選に向けて始動した。
来宮神社・雨宮盛克宮司の神事に続いて、達磨(だるま)の目入れ式を行い、橋本氏は集まったおよそ150人の支援者を前に「4年前の県議選では、多くの皆様に支えていただきながら、私の至らなさ、考えの甘さ、そして油断。結果を出すことができなかった。あらためて心からお詫び申し上げます」と陳謝。その上で「この4年間のうち2年間は衆議議員の秘書として裏方を努め、熱海の隣の静岡5区で小山町、裾野市、三島市、富士市、伊豆の国市、函南町の各地域から色々学ばせていたいた。初めて接する人たちの中で市議にさせていただいた17年前の熱い思いを取り戻した」と市議での再出発の思いを語った。

取り組む重要政策には「若い世代の仕事創設」を掲げ、「熱海には温泉があり、新幹線が停車するという恵まれた地の利がある。若い方たちが、子育てしながら熱海で働いていく。そのためには企業の誘致が必要」と声を張り上げ、熱海版リゾートオフィス、クリエイターオフィスの誘致に取り組む。「齋藤市長が掲げる熱海2030ビジョン、観光活性化に微力ながらもう一度原点立ち返り、力を注ぐ」と強く訴えた。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■後援会事務所(予定) 熱海市清水町5ー17 電話0557ー81ー7755


■齋藤栄市長
「今から12年前、齊藤市政がスタートした2006年9月、熱海は過去50年で訪れるお客様が最も少なく、借金と赤字が最も大きいだけでなく、貯金も一番少なかった。その一番厳しい時期に齊藤市政を誕生させたのが、橋本一実さん。熱海に来てまだ右も左も分からない時に市のことや市政をアドバイスしてくれた。
その橋本さんが、自分の政治の原点に戻り、ゼロから再スタートする。勇気のあるこの志、有言実行の男を心より応援させていただく」


■中山幸男後援会長
「この4年、長期のリフレッシュ休暇だった橋本さんだが、ただボーっとしてきた訳ではなく、日々勉強し、精進してきた。人間としてひと回りもふた回りも大きくなり、立ち上がった。住み良い、魅力ある熱海づくりに全力で取り組む。橋本一実をよろしくお願い申し上げます」







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