目標額250万円達成 モリボー・森厚太さん、クラウドFで出版決定

早稲田実業高校の4番打者として甲子園を沸かせた熱海市の総合専門改修工事会社「モリボー」常務・森厚太さん(27)が、「元甲子園球児、地元熱海への一本を誓う!」の出版を目指してインターネットで運営資金を募っていたクラウドファンディングで、支援金額が目標の250万円を超え、プロジェクトを達成した。6月21日に締め切られ、250万9千円が集まった。

同書は、5章からなり、森さんが野球を始めた小学生時代、クラブチームで全国大会に出場、日本代表として全米大会を経験した熱海中学時代、1年生から四番ファーストで活躍、甲子園でベスト8に進出した早実高時代、神宮球場を沸かせた早大時代、静岡銀行での地銀マン時代のエピソードのほか、72年続く実家の総合塗装会社モリボーで祖父で会長の重男さん(83)、父親で代表取締役の有光さん(55)と取り組む「働き方改革」、地方社会をリードする熱海のまちづくりや提言などを数々の思い出写真とともに分かりやすく綴っている。
(熱海ネット新聞)
■森厚太さん 早実高時代に熱海の皆さんがバス6台で甲子園球場に応援に駆けつけていただいき、大変励みになった。その時の感謝とお礼の気持ちを込めて原稿を書いた。地元の皆さんをはじめ、全国の方々からたくさんの支援をいただき、目標を達成することができ、出版の夢が実現した。この本を通して熱海の素晴らしさを全国の人に知っていただき、熱海の人手不足解消の一助になれば幸いです。執筆にあたっては高校大学の先輩・斎藤佑樹さん(日本ハム)に協力していただいた。心より感謝申し上げます。


タイトル:「元甲子園球児、地元熱海への一本を誓う!」
ページ数:約300P(予定)
■はじめに
・この本の意義について
・書籍出版のきっかけ
■第1章:「決意」ー熱海を変えるー
・なぜ今、熱海なのか?
・芽生えた恩返しの気持ち
・熱海の「危機」
・熱海が地方社会へ在り方をリードする
■第2章:「プロフィール」ー私とモリボーという企業ー
・熱海で生まれ育つ
・野球に夢中になった時代
・地銀マンとして育んだ視点
・家業としてのモリボー
・地域として歩んだモリボーの歩み
■第3章:「街と場」ー熱海が持つポテンシャルー
・「新しい働き方」に合った熱海の交通アクセス
・「観光力」という財産
・全てが揃う自然環境
・熱海で動き出した街の再生事情
・熱海をおもしろくする人たち
■第4章:「計画」ー熱海のインプルーブ・ポイントー
・水陸両用バスを走らせる
・シェアハウスを増やす
・アートを中核にした文化事情
・子育てインフラを向上させる
■第5章:「実行」ープランを実現するためのヴィジョンー
・導入すべきテクノロジー
・モリボーの人材ができること
・女性も働きやすい会社に
・地域コミュニティ化するオフィス
■おわりに
・関係者各位へのお礼と執筆を終えての雑感・まとめ

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