令和初の来宮神社例大祭 神女舞、浦安の舞、鹿島踊り奉納 熱海の繁栄と安寧祈る

来宮神社の例大祭は7月15日、本殿で例大祭奉幣の神事が厳かに執り行われ、神社役員や祭典委員、厄年奉賛会、熱海市幹部、観光関係者ら150人が参列し、熱海の繁栄と安寧を祈願した。

静岡県神社庁副庁長の原嘉孝伊古奈比咩命神社宮司が神社本庁から来宮神社の例大祭に捧げられた幣帛料(へいはくりょう)を供進する使者を務め、雨宮盛克宮司が祝詞を奏上。齋藤栄市長、竹部隆市議会議長、藤曲敬宏県議、岸秀明祭典委員長、櫻井豊彦静岡県神社庁庁長(静岡浅間神社宮司)、小澤修二箱箱根神社宮司、戸塚雄史郎来宮結葉桃一會会長、音楽評論家の湯川れい子さん、スピリチュアル・カウンセラーの江原啓之さん、歌手の麻倉未稀さんらが玉ぐしを捧げた。

奉祝神賑行事として、桃山小2年の関戸春羽(せきど・すわ)さんが、同神社の神女神楽保存会の演奏に合わせて神女神楽を奉納。鈴の音を響かせた。

続いて、熱海中2年の飯山陽南乃(いいやま・ひなの)さん、同1年の鈴木彩華(すずき・あやか)さん、徳用千羽哉(とくよう・ちはや)さん、渡邉葉音(わたなべ・はのん)さんの4人が艶やかな十二単をまとい、剣や扇を手に浦安の舞を奉納した。

境内では同神社鹿島踊り保存会の会員が、県指定無形文化財の鹿島踊りを奉納し、参拝者から大きな拍手が起きた。

(熱海ネット新聞)

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