
熱海市と函南町にまたがる十国峠ケーブルカー十国峠山頂駅」で9月14日と15日、午後7時から「星空・惑星観察会」が開かれている。伊豆箱根鉄道と月光天文館(函南町)が2016年に始めた人気コラボ企画。遮るものが一切なく、360°パノラマで天体を観ることができる。
3連休に合わせて企画した今回は、仲秋の名月翌日の満月に接近する木星、土星。秋の大曲線、ペガスス座(ペガサス座)とアンドロメダ座の4つの星からなる「ペガススの大四方形」の観察がテーマ。初日は市内外から146人の天体ファンが訪れ、同天文館のスタッフから9月の星座のや月の位置など説明を聞いたあと、口径20センチの反射望遠鏡3台と同10センチの屈折望遠鏡を使って順番に天体を観望した。
14日は途中から時おり雲がかかったが、今年最小の満月や木星の縞模様、土星の輪をとらえる事が出来、天体望遠鏡の性能と宇宙の神秘を体感した。
15日も通常の運行時間を延長して開催し、ケーブルカーの往復運賃(おとな720円、小学生以下360円)だけで楽しめる。下り最終は午後8時20分。問い合わせは0557ー81ー6895(十国峠ケーブルカー)へ。
(熱海ネット新聞)
■次回は10月12(土)、13(日)に「十三夜〜栗名月」を開催。十五夜についで美しいとされる「お月見」を楽しむ。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。