湯前神社宮神輿、連合神輿と連合渡御、夜の熱海を勇壮に練る

湯前神社秋の例大祭は10月5日夜、宮神輿・連合神輿渡御(とぎょ)を行った。宮出し神事に続いて午後6時15分に湯前神社を出発した宮神輿は市役所前で連合神輿と合流。熱海笛伶会が演奏する熱海囃子(あたみばやし)が鳴り響く中、宮神輿を先頭に總一會、嵐和會、若獅子會の神輿が勢ぞろい。およそ500人の若者が「どっこい、そーりゃ」の掛け声に合わせて熱海市役所前、清水町、熱海魚市場、山木旅館を練って和田ビル前で休憩。さらに糸川桜橋、銀座通りなどを勇ましく練り歩いた。
銀座通りからは連合神輿と別れ、宮神輿はニューフジヤホテル前を通って午後9時に夜店が連なる同神社に宮入り。本殿前で、宮入り神事を行い、祭りは最高潮に達した。
(熱海ネット新聞)

■湯前神社 ご祭神は温泉の神様でもある少彦名命(すくなひこのみこと)。奈良時代の749年が起源とされ、1200年以上にわたり、公家、徳川家、大名をはじめ、一般庶民の信仰を集めてきた。「伊豆国神階帳」には「従四位上熱海湯の明神」と記載。大湯間欠泉と共に「熱海温泉発祥の地」として尊ばれている。

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