
緊急事態宣言が静岡県など39県で解除されて初の日曜日となった5月17日、熱海サンビーチは外出を待ちわびた多くの人で賑わった。前日の雨とはうって変わり快晴になったこともあり、午前中から波打ち際で水遊びをする家族や砂浜を散歩する若者の姿が見られた。
ヨットやクルーザーが係留されている渚親水公園のレインボーデッキやスカイデッキ、ムーンテラスのベンチでは、日光浴を楽しむ人たちで混雑。ほとんどの人は「密閉・密着・密接」を避け、新型コロナウイルスの感染対策を意識していたが、中には持参したマスクを外している人もいた。
海沿いの市営7駐車場(東駐車場、和田浜駐車場、第1親水公園駐車場、第2親水公園駐車場、渚駐車場、マリンスパあたみ駐車場、海釣り施設駐車場)は、首都圏からの来訪者の流入を抑制するため5月31日まで閉鎖が続き、市は都県をまたいだ移動の自粛を強く訴えている。
ほとんどの人が地元や県内の人と思われるが、前週まで閑散としていた熱海サンビーチ周辺が例年のゴールデンウィークのような賑わい。人の出入りが増えると感染リスクも高まる。気の緩みが心配だ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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