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静岡県は5月22日、熱海市の50代の男性がマダニの媒介によるとみられる「日本紅斑熱」を発症したと発表した。県内では今年2例目。男性は5月13日に発熱、19日に紅斑がでたため、同日から入院して治療を受けていたが、21日に病原体が検出された。命に別条はない。男性の自宅は周囲が山に囲まれた場所にあるが、外で農作業などはしておらず感染経路は不明。右大腿(だいたい)部にマダニに刺されたとみられる痕があったが、自覚はなかったという。
県内の今年1例目も熱海市の70代の女性(5月1日)。マダニは、山や草むらなどに生息し、秋まで活動が盛んなため、県は、屋外で活動する際は、長袖や長ズボンを着用するなど対策をとるよう呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
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