来宮神社厄年奉賛会 6月1日授業再開の小中学生全員にマスク寄贈

熱海市の来宮神社例大祭(7月14日-16日)で今年度、御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「令和樹神會(れいわこだまかい)」は5月25日、熱海市にマスク2500枚を寄贈した。市役所に齊藤栄市長を訪ねたのは二見一輝瑠会長、加藤大樹運営本部長、青木俊暁、市来広一郎、永井節昭副会長の役員代表5人。二見会長が「6月1日に授業が再開する小中学校の子供たちに役立ててほしい。新型コロナウイルス感染症という大災害の中で、授業が2カ月遅れ、先生方もプログラム再編に苦労されている。何か手伝えないかと考え、学校関係者に寄贈させていただく」と手渡した。これまでのマスク寄贈が医療関係者や高齢者向けだったことを受け、市長は「学校の再開にしっかり活用させていただく。市内でもマスクが流通し始めたが、終息にはまだまだ時間がかかる。大変ありがたい」と感謝の言葉を述べた。


今年の来宮神社例大祭は、神事のみを執り行うことが決まり、宮神輿の渡御も中止。最大行事の御神幸行列について二見会長は「中止ではなく、規模を大きく縮小せざるを得ない中で、浜降りと小公園での神事をどのようにご奉仕できるかを検討している」と説明。「少子化が続き、(現在の形の)御鳳輦奉仕を今年も続けられるのか、というのは毎年言われていること。これから先のスタンダードになれるような御鳳輦奉仕を目指し、会員で一致団結していく」と力を込めて続けた。
(熱海ネット新聞)

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