
「ホタルの名所」熱海梅園で5月27日夜、ホタルたちが飛び交い始めた。園内を流れる初川支流の通称「ほたる川」の双眉橋付近で2日ほど前から飛行が確認されていたが、この夜は20数匹が幻想的な光の舞を披露した。
例年なら6月1日から2週間にわたり「熱海梅園初川清流ほたる鑑賞の夕べ」(熱海市観光協会主催)が開かれ、多くの観光客が訪れる。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止。市観光協会と熱海市は公園入口に看板を設置するなどして、「観賞自粛」を呼びかけている。園路沿いのフットライト(誘導灯)も設置しない。
主催者は今年3月22日、例年通り、梅園町子ども会の児童たちと「ホタル川」にゲンジボタルの幼虫5000匹と餌となるカワニナ8キロを放流。早期の感染終息を願い、誘客に備えていた。今年は熱海ネット新聞の写真と動画でお楽しみください。
(熱海ネット新聞・ホタル取材班)
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