コロナ退散、熱海サンビーチで安全祈願祭 今シーズンの無事故願う

毎年、首都圏などからの海水浴客でにごわう熱海サンビーチで7月23日、海開きと熱海サンビーチウォーターパークの安全祈願祭があった。砂浜に祭壇が設けられ、来宮神社の雨宮盛克宮司が祝詞を読み上げ、海水浴客の安全を祈った。
祈願祭は毎年行われてきたが、「密閉・密着・密接」を避けるため、今年は間隔を開けて参列。齋藤栄市長、藤曲敬宏県議、中島幹雄熱海市観光協会、ウォーターパーク関係者が玉ぐしを奉納した。
中島会長がまず「事故のないように例年以上のお祓いをしていただいた。多くの思い出をお持ちいただきたい」とあいさつ。齊藤栄市長が「観光を主幹産業とする熱海市にとって感染対策と経済回復の両立は宿命。さまざま議論があったが、新型コロナウイルスに万全の対策を施した上でオープンに踏み切ったり。しっかりと感染対策をっているので、楽しんでもらいたい」と話した。ただ、関東の海水浴場が閉じてしまうので、混雑具合が読めない状況。市は4連休の状況をみて、トラブルがあった場合は中止にも備えている。

開設期間は、8月23日まで。午前9時から午後4時。例年の開設期間は50日ほどだが、今年は1カ月に短縮する。
(熱海ネット新聞)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る