
熱海市は9月4日、国内女子ゴルフツアーで活躍する熱海市在住の渡邉彩香さん(26=大東建託)から「新型コロナウイルス感染症対策に現金300万円とフェイスシールド、除菌用スプレーなどの寄付があった」と発表した。現金は8月11日に市の口座に振り込まれ、フェイスシールド2万200枚と除菌用スプレーは25日に届いた。
今年6月の女子ゴルフ開幕戦「アース・モンダミンカップ」で4年7カ月ぶりに優勝した渡邉さんは「私がプロゴルファーとして頑張ってこられたのは熱海の皆さんが応援してくれていたことも大きく、生まれ育った熱海市に何かお手伝いできることがないかずっと考えていた。医療、福祉、観光など、皆さんの感染予防に役立ててほしい」とコメントを寄せた。
齋藤栄市長は「新型コロナウイルス感染症の収束に向けて市民が一丸となり、取り組んでいる中、資金と物資両面から貴重なご寄付をいただいたことと、渡邉選手が熱海市を想う気持ちに心から感謝申し上げます」と述べた。
渡邉さんは開幕戦から優勝、34位、12位と好調で賞金ランク2位。現在、第4戦「ゴルフ5レディース」(岐阜県・GOLF5カントリーみずなみコース)に参戦中で9月4日の初日を2アンダーの27位で発進した。
(熱海ネット新聞)


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