第97回箱根駅伝で、13年ぶり7度目の優勝を飾った駒沢大選手と大八木弘明監督は歓喜から一夜明けた1月4日朝、日本テレビの情報番組「ZIP!」に生出演した。熱海出身の鈴木芽吹(1年)もステージに並び、総合司会の桝太一アナウンサーから「熱海の貴公子」と紹介された。
当日の選手変更で山登りの5区に起用されたことについては「自分が山登りでいいのかという不安もあったので、前との差というのではなく、自分の走りに集中して走った」。自身の「芽吹(めぶき)」の名前の由来については「人生の中で、どういう世界にいたとしてもその世界で芽が出るようにという願いが込められている」と話し、両親に感謝した。
今大会の駒大は優勝メンバー10選手のうち、3人(1区・白鳥哲汰、5区・鈴木芽吹、7区・花尾恭輔)が1年生。彼らが最上級生になる3年後に箱根駅伝は100回目のメモリアル大会を迎える。各校とも1年生の強化に力を入れており、大八木弘明監督も将来を見据えたチームづくりをしている。「今回は目標は3番以内だったので、ねばって諦めない気持ちがいい結果に出た。来年大会に向けて、いいチーム作りができているので連覇を狙いたい」と力強く話した。
(熱海ネット新聞)
写真=日本テレビ「ZIP!」より
■箱根駅伝視聴率(日本テレビ系で放送)
1月2日の往路31・0%(昨年27・5%)、3日復路33・7%(昨年28・6)。往復の平均世帯視聴率32・3%で、計測が始まった1987年以降で歴代最高。関東地区。
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