日本相撲協会は1月21日、大相撲初場所14日目(1月22日、両国国技館)の取組を発表し、西幕下筆頭の熱海富士(19、熱海市出身、伊勢ヶ濱部屋)は東十両13枚目の琴裕将(27、佐渡ヶ嶽部屋)に挑戦する。3勝3敗の熱海富士が最後の7番相撲で勝ち、勝ち越しを決めれば新十両昇進が確実。熱海市初の関取誕生となる。
琴裕将は奈良県橿原市出身で、宇良(東前頭2枚目)と同じレスリング出身。奈良・大和広陵高3年時に国体のフリースタイル120キロ級で優勝。法大でもレスリング部に所属したが、3年時に中退し、一念発起して大相撲に入門。西幕下筆頭で臨んだ九州場所で4勝3敗で勝ち越し、今場所で新十両に昇進した。現在6勝7敗。
熱海富士は今場所の3勝中2勝が段違い十両相手のジャイアントキリング。初土俵から8場所での新十両なら、年6場所制となった1958年以降では幕下付け出しを除き、日本人の高卒力士では初となる。歴史的な大一番に日本中が湧いている。
(熱海ネット新聞)
■身長と体重
熱海富士 185センチ、164・5キロ
琴裕将 179センチ、135・0キロ
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