コロナ需要で住宅地、商業地とも需要増加 別荘地春日町は県内地価上昇率トップ

国土交通省は3月23日、1月1日現在の静岡県内32市町672調査地点の公示地価を発表した。住宅地は新型コロナウイルスの影響で雇用•所得が悪化し、平均変動率が県全体で前年比1•5%下がり、13年連続で下落した。熱海市の平均変動率も0•2%下がったが、別荘地として人気が高い熱海市春日町では1•3%上り、上昇率が県内トップだった。テレワークの浸透で別荘地や中古リゾートマンションの需要が延びた。
商業地もコロナの影響で飲食店などの客足が減り、県全体の平均変動率は前年比で1•8%ダウン。その中で熱海市はアフターコロナを見据えて飲食店や宿泊施設などの進出が続き、銀座町で0•6%上昇した。熱海銀座商店街の空き店舗は姿を消し、逆に供給物件が不足している状況。JR熱海駅周辺でも、田原本町に続き、咲見町でも飲食店舗の新規開業が続いている。
熱海市の平均地価変動率は住宅地、商業地とも県2位。トップはともに長泉町。住宅地の3位は清水(静岡市)、商業地の3位は三島だった。
(熱海ネット新聞)
【熱海市内の住宅地と商業地のトップ】
■住宅 熱海市春日町11ー13 1平方メートル当たり9万6500円(1•3%増)
■商業地 熱海市銀座町5ー9 1平方メートル当たり15万5000円(0•6%増)

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