新型コロナウイルスの終息を願う3夜連続の臨時熱海海上花火大会が6月4日始まった。主催する熱海市ホテル旅館協同組合連合会が加盟宿泊施設から協力金を募って開催し、2021年度に当初予定していた11回に追加。午後8時時20分から15分間、熱海湾に3千発を打ち上げた。
今シリーズは恒例の大空中ナイアガラに加え、新型コロナの感染症治療に従事する医療関係者に感謝の思いを込め、メッセージ付きの青色の特大花火を1発打ち上げた。またスターマインの連続花火にも青色を多く取り入れ、熱海を訪れる観光客の約8割りを占める東京、神奈川など首都圏に発令されている緊急事態宣言、まん延防止等重点措置の1日も早い解除を願った。5日、6日も青色花火を打ち上げる。
開始前には、森田金清同連合会新理事長が花火打ち上げの警戒・点検で出動した市消防本部、消防団に感謝の言葉を述べた。
夕刻まで降り続いた雨の影響で市外からの日帰り見物客が少なく、初日の観衆は2千人(主催者発表)。しかし、全国の観光業がコロナ禍で打撃を受ける中、熱海は花火効果でこの日の市内のホテル旅館の稼働率は約7割。2日目の5日はジャカランダフェスティバル開幕との相乗効果で8割を超す予約状況という。夏の繁忙期に向け、感染防止策を徹底させた上でオール熱海で観光客の受け入れ準備を着々と整えている。
(熱海ネット新聞)
【2021年度熱海海上花火大会】
春 4月17日(土)、5月15日(土)
追加 6月4日(金)、6月5日(土)、6月6日(日)
夏 7月30日(金)、8月5日(木)、8月9日(月)、8月18日(水)、8月22日(日)、8月27日(金)
秋 9月25日(土)、11月21日(日)
冬 12月18日(土)
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