熱海サンビーチの海水浴客 コロナ禍前の2019年比べ94%減

今夏の熱海市は、7月3日に起きた伊豆山土石流に伴う、流木流入の影響で市内3海水浴場の開設を見送ったが、市のまとめによると、開設を予定していた7月17日〜8月29日に計2万9865人が入場したという。
市は海水浴場の入り口付近に看板を設置して、開設していないことを周知していたが、市内外から訪れた客が閉鎖されているビーチに侵入して、水遊びしたり、遊泳していたという。
法的には、こうした迷惑客を「立入禁止」にできないため、市は海岸の秩序維持および水難事故防止のため、例年通り、監視員•ライフセーバーを配置。来場者数をカウントしていた。
海水浴場別では、熱海サンビーチが1万928人(前年比6万8686人減)、長浜海水浴場が1万6620人(同 1万6070人減)、網代温泉海水浴場が2317人(同343人減)。3海水浴場とも最も多かったのは8月11日(サンビーチ800人、長浜1500人、網代170人)だった。
熱海サンビーチの入り込み客数は、伊豆山土石流とコロナ感染症の拡大で、コロナ禍前の2019年と比べ、94%減だった。
(熱海ネット新聞)

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る