10月31日投開票の衆院選静岡6区に立候補した日本維新の新人の山下洸棋氏(30)が10月22日、熱海市内で街頭演説した。山下氏は告示日の第一声を熱海駅前で行っている。
「大学3年(静岡大学)の時に、東日本大震災を経験し、被災地でボランティア活度をする中で政治家になると決意した。熱海土砂流災害から110日が経ったが、国会は何も法案整備ができていない。この間、この土砂災害が2度と起きないように法案の提出を行なったのは、ここに現職のいない日本維新の会だけだ。古い政治を一掃する」と支持を訴えた。
「地盤、看板、かばんなし。あるのは志だけ。古い政治を一掃し、しがらみにとらわれ合い改革を行う決意で、初の国政に挑む」と語気を強め、年齢・性別に関係なく、全ての人に対する一定金額を保障するベイシックインカム、議員報酬の報酬、定数の3割削減など身を切る改革を政策に掲げた。
静岡6区は、現職の渡辺周氏(立憲民主党)と勝俣孝明氏(自民)の一騎打ちと見られているが、日本維新の若武者が参戦したことサバイバル戦に。山下氏の出馬がどちらに有利に働くか、情勢は混沌としている。
(熱海ネット新聞)
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