
参院静岡選挙区補選での野党系候補の当選から一夜明けた10月25日、31日投開票の衆院選静岡6区に立候補し、4期目を目指す自民党前職の勝俣孝明氏(45)が朝一番に熱海入り。JR来宮駅前で街頭演説を行った。
前夜、参院補選で自民党候補が敗れたばかりとあって、月曜午前9時という時間帯にも関わらず、200人を超す支援者と自民•公明の市議が応援に駆けつけ、士気を高めた。
勝俣氏は「昨夜は大変悔しい思いをした。しかし、コロナ禍で疲弊した熱海の観光と土石流災害を乗り越えるには、自民党と公明党の安定政権が必要。今週の衆院選では、何としても民意を示す必要がある」と訴え、共産党と野党共闘を組む相手候補をけん制した。
「熱海土石流にしても大雨にしても根本の理由は地球の温暖化、気候変動にある。私たちの生命、財産を守るのが河川の整備や治水、 急傾斜地対策といった公共投資。しかし、選挙区の代表が野党が続くと公共投資が遅れる」と話し、「自公の与党の候補者が小選挙区の代表になれば、公共投資が進む。そうなれば、民間の投資が生まれ、雇用が創設される。若い人たちが戻り、必ず熱海は復興する」と続けた。
応援のマイクを握った藤曲敬宏県議も「熱海の喫緊の課題は、7月3日に起きた大規模な土石流への対応。復旧復興には50億円〜100億円のお金が必要でそれには国の支援がいる。与党の先頭に立って頑張ってきたのが勝俣さん。参院選の残念な気持ちを力に変えて、勝俣さんを小選挙区から国会に送り出しましょう」と投票を呼びかけた。
勝俣氏は29日にも熱海入りし、午後5時半から清水橋付近、同6時半から熱海駅前で街頭演説を行う。
(熱海ネット新聞)
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