
熱海市伊豆山で発生した土石流被害をめぐり、11月5日、市議会の臨時会が開かれ、土石流の原因を究明するため、法律に基づく強い調査権を持つ「百条委員会」の設置を全会一致で決めた。全15議員で構成し、休憩中に第1回委員会を開き、委員長に稲村千尋議員、副委員長に田中秀宝議員を選出した。
百条委員会では、盛り土を造成した不動産会社の関係者や今の土地所有者、それに市や県の当時の担当者などに直接、証言を求めたり、関係する資料の開示を要請したりして、盛り土の造成のいきさつを調査。土石流の原因を究明する。
稲村委員長は「これまでの市の説明は不十分だ。市や県がどのように法令無視の盛り土を造成した会社や今の土地所有者に対応してきたのか。関係者に聞き取って、年度内にある程度、(原因の結論)をはっきりさせていきたい」と述べた。
(熱海ネット新聞)
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