秋の全国火災予防運動に合わせて熱海市消防団と熱海消防署は11月7日、方面隊ごとに合同訓練を行った。このうち、市指定文化財「起雲閣」では消防団第1方面隊(第1〜第3分団)と消防署第1小隊の約70人が参加した。
訓練は「火災発生や災害等の警戒で出動中に新たに火災が起きた」という設定。指令を受けて出動した各隊は、ポンプ車で現場に到着すると手際よくホースを連結し、中庭や建物に放水した。7月3日にあった伊豆山地区の大規模な土石流を踏まえ、同時多発的な出動に備えた。
その後、訓練終了式を行い、櫻井佳久消防団長は「消防署との合同訓練は、春と秋の年2回しかできない。火災発生にはさまざまなケースが予想され、今日の経験を生かして欲しい」と訓示した。
第2方面隊は泉の荒助橋、第3方面隊は下多賀の大縄公園公園、第4方面隊は網代漁港周辺でそれぞれ合同訓練を行った。
(熱海ネット新聞)
■植田宜孝消防長 本業の仕事と掛け持ちしながら、消防活動を行う消防団員は時間的にも大変だが、訓練は裏切らない。地域の安心安全にしっかり備えて欲しい。
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