NHK総合テレビで12月31日午後11時45分から生放送された大みそか恒例の番組「ゆく年くる年」で、昨年7月3日の土石流災害で27人の死者・行方不明者が出た熱海市伊豆山地区にある伊豆山神社が中継地のひとつとして、取り上げられた。
源頼朝と北条政子と結ばれた場所として知られる同神社は、被災現場から300メートルほど離れた高台にある。発災から初めての年越しを迎えた今年は、参道の189段の石段に地元のボランティア団体「テンカラセン」(高橋一美代表)が住民や観光客から寄せられたメッセイージを添えたキャンドルを灯し、復興への願いを込めた。境内では、地元の消防団員や厄年奉賛会「伊豆山絆一志會」の会員らが集まり、土石流の現場に向かって黙祷を捧げ、被災者を追悼した。
コロナ禍2度目の年越しは、熱海「伊豆山神社」のほか、東京「浅草寺」、京都「清水寺」、長野「善光寺」、岩手平泉の「中尊寺」など各地の名所を生中継で結び、新型コロナ感染の終息や新年の希望の光を願う人々の様子を伝えた。
(熱海ネット新聞)
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