3連休の1月9日と10日の両日、今年初めての「網代温泉ひもの祭り」(網代温泉観光協会主催)が開催された。川口健会長(平鶴社長)をはじめ、赤い法被姿の役員らが、炭火で焼いた脂の乗ったアジの干物を無料でふるまい、観光客らに地元の食材をPRした。
会場では、各種干物のほか、あさり飯、サザエ飯、鯵の押し寿司、イカメンチ、豚汁や地場野菜、柑橘類なども販売。川口会長は「例年、連休の最終日は宿泊客が減る傾向があり、看板イベントで誘客に努めた。南熱海の特産品を味わったり、お土産にしてもらえらば」と期待を寄せた。
網代温泉は昨年12月からコロナ禍以前のにぎわいが戻り、今回の3連休も満室に近い活況が続いている。大成館の駒嶺洋社長は「現時点でコロナの影響はないものの、他の地域で感染が拡大すればキャンセルが出る可能性もある」と変異株「オミクロン株」の感染拡大を心配する。
ひもの祭りでは、密集を避けるため、間隔を開けて焼き上げて提供したり、飲食テーブルの間隔を空けるなどの感染防止対策をとった上で開催。次回は2月26日(土)、27日(日)に長浜海浜公園で予定している。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。