熱海市は2月25日、昨年7月の土石流災害で被災した伊豆山地区の復興計画を話し合う検討委員会の初会合を開いた。復興の理念や方針を決める基本計画を5月ごろ、被災地区の具体的な土地利用などを示すまちづくり計画を8月ごろを目標に策定することを確認した。
委員会は被災町内会が推薦した代表者や学識経験者など10人で構成。委員長には被災者で湯河原町の応急仮設住宅で暮らす高橋幸雄さん(66)=熱海市議=、副委員長にはジオラマを製作した高見公雄さん(法政大デザイン工学部都市環境デザイン工学科教授)を選出した。
市によると、1月末現在、市内外の応急仮設住宅で暮らしている被災者は102世帯193人。そのうち、約6割が今後の居住地として被災3地区(岸谷、仲道、浜)を希望しているという。会合は今後は月に1度開き、次回は3月25日を予定している。
(熱海ネット新聞)
■制副委員長を除く委員
當間達夫(伊豆山地区連合町内会)
中田剛充(浜町内会)
岩本直美(仲道町内会)
國原尋美(伊豆山小学校)
髙橋富江(民生委員)
岡本政夫(伊豆山温泉観光協会)
千葉正宏(消防団第4分団)
伊藤光造(学識経験者)
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