
熱海市伊豆山の土石流災害の発生から来月3日で1年を迎えるのを前に齋藤栄市長が6月27日夜、被災者や遺族でつくる「熱海市盛り土流出事故被害者の会」(瀬下雄史会会長)ら3人と市役所で会談し、謝罪していたことが分かった。6月28日の議会運営委員会で明らかにした。
市長は被災者や遺族に対し「行政としてやるべきととができていなかった。申し訳なかった」と不備を認めたという。すでに県は行政の不備を認めているが、市長が認め被災者に直接謝罪するのは初めて。
会談は、市長の呼びかけで非公式に行われた。瀬下会長は複数のメディアの取材に対し、「非公式の会談なので正式な謝罪とは受け取っていないが、市の過失にについては直接伝えることができた。市には血の通った対応をお願いしたい」などと話した。
任期満了(9月13日)に伴う熱海市長選は9月4日告示、11日投開票が決まっているが、5期目を目指す齋藤市長は、立候補をまだ明らかにしていない。
(熱海ネット新聞)
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