
熱海市長選が9月4日に告示され、現職で5期目をめざす齋藤栄氏(59)と新顔で元市議の泉明寺みずほ氏(51)の2人が無所属で立候補し、7日間の選挙戦が始まった。投開票は11日に行われる。
齋藤氏の出陣式は午前10時から市内清水町の初川にかかる阿由美橋であり、渡辺周衆院議員、若林洋平参院議員、藤曲敬宏県議、越村修市議会議長、村山憲三市議、内田進商議所会頭、中島幹夫熱海市観光協会会長、森田金清熱海温泉ホテル旅館協同組合理事長など約300人(陣営発表)が応援に駆けつけた。
齋藤氏は「今回の選挙はコロナ禍と伊豆山土石流災害の難局を乗り越えるリーダーを選ぶ選挙。私は逃げない。途中で放り出さない。どんな困難があろうとも、熱海の未来を切り開いていく」と第一声を放った。
次の4年間に取り組む政策に①伊豆山土石流災害からの復興②コロナ禍からの脱却と躍進③熱海2030ビジョンの実現ーの3本柱を掲げ「伊豆山土石流災害からの復興」については「被災者の皆さんの見守り相談支援を続けながら、伊豆山復興計画に基づく復興事業と土石流の原因を究明を着実に進めていく」と話した。
必勝を祈願して達磨(だるま)に目を入れた後、選挙カーに乗り込み、被災現場に近い伊豆山などで街頭演説を行い、『だれがこのまちの未来にふさわしいのか。民意を示してほしい」と投票を呼びかけた。
(熱海ネット新聞)
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