
大相撲九州場所(福岡国際センター)3日目の11月15日、新入幕の西前頭15枚目熱海富士(20=伊勢ケ浜)が、東十両2枚目の美ノ海(29=木瀬)を押し出しで下し、記念すべき幕内初白星を挙げた。
「本当に勝ててよかったというのが一番大きいです。(狙っていた)右が入らなかったけど、落ち着いていけました」。鼻血を出すほどの激しい一番を制し、初めての懸賞金を受け取り、喜びを噛み締めた。
初日、2日目と連敗。「全然自分の相撲が取りきれなかった」と悔しさが募る中、安治川親方から「全然当たれていない」とハッパをかけられ、熱海市で声援を送る飛龍高相撲部主将(2年)で妹の武井陽奈さん(17)からも「「幕内は立ち合いの速さが違う」と助言され、アジャストした。
熱海市の熱海富士後援会(内田進会長)は、市役所に新入幕を祝う懸垂幕(約9メートル)を掲げ、市民をあげて応援している。
4日目の16日は前頭13枚目の隠岐の海(37、八角)と対戦する。
(熱海ネット新聞)
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