
熱海市の熱海サンビーチで1月8日、新春恒例の「熱海サンビーチどんどん焼き」が行われた。来宮神社の雨宮盛克宮司が祝詞を奏上したあと、高さ20mほどの竹の周りに置いた正月飾りや古いお札に火を付けると、瞬く間に巨大なオレンジの炎に包まれた。熱海では、どんどん焼きの燃え上がる炎で体を温め、煙を浴びると病気にならないと言い伝えられており、市民や観光客など約600人が1年の無病息災を祈った。
熱海市の連合町内会中部部会(10町内会)が主催し、今年は中央渚(芥川暉会長)が当番町を務めた。またどんどん焼き後にもサンビーチに残って楽しんでもらおうと、昨年に続いてムーンテラスで演芸ステージを開催。長野県伊那市を拠点に全国で活動する歌舞劇団「田楽座」が「来宮神社の由来」をテーマにした創作あわせ太鼓や山形県の民謡「花笠音頭」などを披露した。
(熱海ネット新聞)
■どんどん焼き 古くなった神札(おふだ)、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・だるまなどを家々から持ち寄り、一カ所に積み上げて燃やし、無病息災を願うお正月の火祭り行事。「どんど焼き」、「おんべ焼き」とも呼ばれる。
■主催・熱海市連合町内会中部部会 本町・汐見町・東銀座町・浜町・銀座町・東町・中央渚町・旭町・温泉通り町・友楽町
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