熱海サンビーチで新春の「どんどん焼き」 コロナ前のにぎわい戻る

熱海市の熱海サンビーチで1月8日、新春恒例の「熱海サンビーチどんどん焼き」が行われた。来宮神社の雨宮盛克宮司が祝詞を奏上したあと、高さ20mほどの竹の周りに置いた正月飾りや古いお札に火を付けると、瞬く間に巨大なオレンジの炎に包まれた。熱海では、どんどん焼きの燃え上がる炎で体を温め、煙を浴びると病気にならないと言い伝えられており、市民や観光客など約600人が1年の無病息災を祈った。
熱海市の連合町内会中部部会(10町内会)が主催し、今年は中央渚(芥川暉会長)が当番町を務めた。またどんどん焼き後にもサンビーチに残って楽しんでもらおうと、昨年に続いてムーンテラスで演芸ステージを開催。長野県伊那市を拠点に全国で活動する歌舞劇団「田楽座」が「来宮神社の由来」をテーマにした創作あわせ太鼓や山形県の民謡「花笠音頭」などを披露した。
(熱海ネット新聞)


■どんどん焼き 古くなった神札(おふだ)、正月の松飾り・注連縄(しめなわ)・だるまなどを家々から持ち寄り、一カ所に積み上げて燃やし、無病息災を願うお正月の火祭り行事。「どんど焼き」、「おんべ焼き」とも呼ばれる。
■主催・熱海市連合町内会中部部会 本町・汐見町・東銀座町・浜町・銀座町・東町・中央渚町・旭町・温泉通り町・友楽町

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る