
岸田文雄首相が「異次元の少子化対策」に取り組む中、1月19日、熱海市にゆかりのある2人が「市の青少年育成に役立ててほしい」と市に4800万円を寄付した。
熱海市田原本町出身の貿易商、柏木章秀さん(63)=東京都=夫妻が、勝俣孝明農水副大臣、藤曲敬宏県議とともに市役所に齋藤栄市長を訪ね、報告した。訪問を前に市の口座に全額振り込んだ。
寄付は柏木さんと、市内春日町に住んでいた気学研究家で今月91歳で亡くなった田中愛子さんの連名。2人は40年来の交流があり、生前から一緒に市への寄付を決めていたという。
柏木さんは「田中さんは熱海への思い入れが強く、これからの熱海を担うのは若者。市の青少年育成に役立ててほしい、と話していた。寄付金のうち、300万円は図書館の本の購入に役立ててほしい」と話した。
市長は「大変ありがたい。田中さんのご遺志に沿って青少年の健全育成に大切に活用させていただきます」と感謝した。
(熱海ネット新聞)
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