
任期満了に伴う静岡県議選は3月31日告示され、熱海市選挙区は現職の藤曲敬宏氏(56、自民)以外に立候補の届け出がなく、無投票で3選を果たした。午後5時、市内各地区を遊説し終えた藤曲氏が市内昭和町の選挙事務所に戻ってくると、支援者と内田進自民党熱海支部長、後援会役員、自民党熱海市議団らから大きな歓声と拍手が起こった。
直後に市選管から、他に立候補者はなく、無投票となったとの連絡が車中の藤曲氏のスマホに入り、目を潤ませた。
藤曲氏は「昨年から、私の個人的なことで皆さまにご心配をおかけした。それにもかかわらず、支援していただき、人の優しさをすごく感じた。心の痛みを実感した。この8年間、やるべきことはしっかりやってきたが、これまで以上に熱海市民の声に寄り添い、自分のこととして受け止めてしっかり働いていく」と話した。次の4年間については「伊豆山の復興を最優先に取り組む。同時に熱海の発展のために、熱海港の整備、伊豆湘南道路の早期建設に全力を尽くす」と決意を述べた。
原規公後援会長は「当選が確定したのは、皆様の絶大なご支援があったからこそ。仕事に精いっぱい頑張って応えたい」と感謝した。後援会女性部の花束の贈呈に続いて、武山陽司後援会青年部長の発声で万歳三唱し、喜びを分かち合った。当選証書の付与式は、10日午後、市役所で行われる。
(熱海ネット新聞)
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