
大相撲名古屋場所で初の十両優勝を果たした熱海市出身の熱海富士関(20)=伊勢ケ浜部屋=が7月25日、熱海に凱旋した。市役所で行われた後援会主催の優勝を祝うセレモニーに駆けつけ、多くの市民から拍手、歓声を浴びた。
西十両筆頭の熱海富士関は名古屋場所で、11勝4敗同士による優勝決定戦を大奄美を押し出しで破り、十両初優勝(賞金200万円)。来場所(11月の秋場所)では昨年の九州場所以来の再入幕を確実にした。
「皆さんのたくさんの力があったから優勝することができた。来場所もまた頑張るので、応援してくれたらうれしい」と相好を崩し、「こんなに集まってくれ流とは思わなかったのですごいびっくりしている。誰も着なかったらどうしようと思った」と会場の笑いを誘った。
会場となった市役所前広場には約200人の熱海富士ファンの市民が集まり、万歳三唱で優勝を祝い、写真撮影や握手などに快く応じた。
セレモニー前には、市長応接室に齋藤栄市長を表敬訪問し、「優勝を親に最初に伝え、いい報告ができた」と話し、市長は「熱海市民みんなが応援している。引き続き頑張ってほしい」と激励した。
後援会副会長の中島幹雄(市観光協会会長)、川口健市議会議長、新村茂昭教育長も同席し、祝い金を手渡した。
(熱海ネット新聞)
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