【ゴルフ】渡邉彩香は地元Vへ2位発進、熊本出身の笠りつ子が首位

◇フジサンケイ・レディース第1日(22日、伊東・川奈ホテルGC富士、パー72)
渡邉彩香(22)=大東建託=が8バーディー、1ダブルボギー、2ボギーの68の4アンダーで回り、首位に2打差の2位で発進した。熊本出身の笠りつ子が1イーグル、5バーディー、1ボギーの66で首位。2位は渡邉とともに熊本出身の上田桃子と野口彩未や、大山志保、昨季賞金女王イ・ボミ(韓国)ら10人。昨年優勝の藤田光里や一ノ瀬優希、テレサ・ルー(台湾)らは70で19位。
(賞金総額8千万円、優勝1440万円、出場108選手=アマ5、晴れ、気温20・9度、東の風1・6メートル、観衆1744人)

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290ヤード長距離砲に丸山直伝の小技 “ニュー彩香”誕生
女子ツアーナンバー1の飛距離に米男子ツアー3勝の丸山茂樹から教わった小技。舞台は熱海市の自宅から車で30分の川奈。ツアー4勝目の条件は整った。フジサンケイLは地元ファンの期待が重荷になったのか、2013年から予選落ち、28位、31位と結果を出せなかった。しかし、「毎試合優勝を目標にやっていく」とバージョンアップした今シーズンの渡邉彩香にプレッシャーなどかけらもない。
今大会のプロアマ戦でも向かい風の8番(330ヤード、パー4)で290ヤードを記録、ライバル勢を圧倒した。リンクスの川奈はショットメークが問われるが、このオフ、丸山のいるロサンゼルスで合宿し、順目と逆目の打ち方や、スピンで止める方法などの小技を伝授された。今季は6戦して優勝こそないが、5位以内が3度と安定しているのはその成果だ。初日は左の木を取り除き、右にドッグレッグする形状に変った2番(パー4、406ヤード)で攻めてダブルボギーをたたいたが、8つのバーディー(2ボギー)を奪い、余裕の2位発進。熱海から駆け付けた多くの来場者に“ニュー彩香”を披露した。(熱海ネット新聞)

2番ホール(406y Par4)

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渡邉彩香の話  2番のダブルボギーはもったいなかったですが、8個のバーディは上出来だと思います。何よりもチャンスを多く作れたことは大きな自信になります。
写真=LPGA、フジサンケイ・レディースHPより

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