
住まうまち熱海づくりに取り組む熱海市は12日、近隣にバス停がないことで家にこもりがちになるお年寄りに外出の機会を提供する「おでかけバス」(高齢者等外出支援バス)の運行を開始した。この日は午前9時25分発にマイクロバスで網代駅を発車。和田木地区の7カ所を巡回し、同10時に市役所に到着。網代駅前から4人、馬頭観音前から2人、エコ・ステーション前から2人が乗車した。斉藤栄市長が自ら同乗し「公共施設での入浴や運動、病院への通院、買い物などに役立ててほしい」などとアテンドした。また狭い道での運行でバス酔いしたり、体調を崩したりする乗客に配慮して、初日はバスの後方に救急車両を配備した。和田木地区は毎週木曜日、中野、桃山地区は13日から毎週金曜日にそれぞれ往復で運行する。市住民登録がある65歳以上の高齢者が対象で利用登録料は年5000円または月500円。今年は3地区限定で実施するが、「他の地区も要望があれば検討する」(斉藤市長)という。
問い合わせは長寿介護課長寿総務室☎0557-86-6321へ
◆現在の利用登録者(26人)=和田木地区9人、中野地区10人、桃山地区7人
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