熱海市がブーゲンビリアとともに初夏の花として力を入れるジャカランダがお宮緑地や国道135号線沿いで見ごろを迎え、青紫の可憐な花が訪れた人を楽しませている。6月中旬には熱海サンビーチから親水公園、小公園まで青紫一色に染まるのに合わせ、市と市観光協会は11日から26日までジャカランダをアピールする「ジャカランダ・フェスティバル2016」を初開催する。
期間中毎日ジャカランダ遊歩道をライトアップし、足湯を設置。竹細工のオブジェやアーチイルミネーションを飾る。土・日曜のサンデッキでは飲食の出店やフリーマーケットを行う。
また「あなたのATAMI(熱海)ジャカランダ」をテーマにインスタグラム・フォトコンテストも開催。写真共有サービス・インスタグラムで投稿する。プロアマは問わず、応募期間は11~30日。グランプリの1人にJTB旅行券30万円分を贈呈する。
問い合わせ☎熱海市観光協会(0557(85)2222)へ
フェスティバルを前に雲仙市でジャカランダ・サミット
ジャカランダを活用した観光、地域振興に取り組む熱海市、宮崎県日南市、長崎県雲仙市の観光関係者らが意見交換するジャカランダ・サミットが29日、雲仙市の小浜公会堂であり、3市の市長など約100人が集まった。ブライアン・バークガフニ長崎グラバー園名誉園長の基調講演に続いて行われたパネルディススカッションでは、斉藤栄市長、日南市・﨑田恭平市長、雲仙市・金澤秀三郎市長らがジャカランダについて語り、斉藤市長は「ジャカランダ遊歩道を整備し、周辺地区の価値は明らかに上昇した。これをどのように観光産業やスイーツをはじめとする商業分野に生かしていくかが重要」と話し、来年熱海市で開催する次回サミットでは「東京や大阪などに対するジャカランダの発信・PRをテーマにしたい」と提案した。
同サミットには斉藤市長と市来広一郎熱海市観光協会副会長、市職員ら5人が同行した。
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