【経済】花火観賞「にっぽん丸」熱海港入港、 379人乗客が市街へ

にっぽん
写真=深澤良さん撮影
豪華客船「にっぽん丸」(久保滋弘船長、2万2472トン)が24日、熱海笛怜会の演奏で迎えられて熱海港に入港した。歓迎セレモニーが船内のドルフィンホールで開かれ、斉藤栄市長の歓迎あいさつに続き、熱海高校エイサー部が舞弦鼓(ぶげんこ)の曲を勇壮に、熱海芸妓が「来の宮まいり」「山中しぐれ」「きりぎりす」「大漁唄い込み」「さわぎ」の華麗に舞って乗船客をもてなした。船内見学会も行われ、市や報道関係者が船員の説明を受けながら1時間にわたり、豪華な施設を見て回った。
今年で8度目の熱海港入港となった同船は、22日夕に3泊4日の日程で横浜港を出港。23日に鳥羽(三重)で伊勢志摩を観光し、24日午前8時に熱海港に入港。午後5時に出港して熱海湾沖に停泊し、熱海海上花火大会を観賞した。
◆熱海ツアー 379人の乗客のうち、100人ほどが3台のバスを利用して「三島スカイウォークと来宮神社」「冨士屋ホテルのランチと成川美術館」「熱海観光と真鶴で昼食」のオプショナルツアーに出発。熱海港⇔サンビーチ館で無料シャトルバスを順次運行。
記念品2
◆斉藤市長の話 熱海港は大きな港ではないが、その分、着岸してすぐ観光地。船上から観る熱海は魅力的で、花火とともに熱海の景観を楽しんでほしい。
◆久保船長の話 熱海の夜景は評判で、夜景を観るために訪れることもある。熱海の花火大会を海上の特等席から見ることができ、乗客の皆さんも喜んでいる。
太鼓笛怜 熱海笛怜会の歓迎太鼓演奏 写真=深澤良さん撮影
熱海高校
熱海高校エイサー部が勇壮に演舞
IMG_1467ss2 熱海芸妓の優雅な舞 ちづ穂、ほたる、いろ紙、松千代、京馬▽唄・三味線=露子さん▽かげ囃子=小いち
藤曲
藤曲敬宏県議が川野惠一郎GMに花束を贈呈
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