
多賀神社例大祭が28日夕からの宵宮祭で幕を開けた。「宵宮祭」は本祭の前夜に行われ、本祭が無事奉仕できるよう祈念する祭事。雨宮盛克宮司が祝詞を奏上したあと、氏子らが玉ぐしを捧げ、例大祭の成功を祈念した。神事後は境内で市指定民族文化財・多賀神社鹿島踊りを小中学生、高校生ら30人が奉納した。
夕刻から子供たちを乗せた上多賀青年団と若海会の山車が氏子町内に繰り出し、夜は「輝神会」の神輿(みこし)が勇壮な練りを披露するなどして、上多賀地区に威勢のいい掛け声と祭り囃子の音が遅くまで続いた。
29日は例大祭神事に続いて午前10時に神幸行列が神社を出発。お旅所で鹿島踊りを奉納した後、午後3時過ぎから戸又港(伊豆多賀港)で伝統の御鳳輦神輿の浜降りが挙行される。夜には青年部・青魁会の神輿なども繰り出し、祭りは最高潮を迎える。
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