国内外でブームを巻き起こしている「ポケモンGＯ」の影響で、熱海梅園がにぎわっている。例年、猛暑が続くこの時期の日昼は、セミ取りの子供たちが時折り訪れる程度の閑散期だが、今夏は様相が一変。スマホを片手にモンスターの捕獲を狙う「ポケモントレーナー」の姿が多く見られる。園内にはアイテムを手に入れることができるポケストップや育てたポケモンを戦わせることができるジムがいくつもあり、全体的に散らばっているので今まで以上にいろんな場所を歩く人が多くなったという。
熱海市では観光客らのポケモンハンターが来宮神社や初島の初木神社にも訪れ、参拝者が増えている。他の名所や施設にもスマホを片手にポケモンゲットを目指すプレーヤーが出現しており、市は交通事故や危険な場所への立ち入り、熱中症対策について注意を呼び掛けている。
セミたちは網を持たない子どもや大人たちによる昆虫採集にホッ！