小池百合子氏の東京都知事への転出に伴う衆院東京10区補欠選挙が11日告示された。自民党公認で立候補した前衆院議員の若狭勝氏は、JR池袋駅西口で「優秀な成績で勝たなくてはいけない」と第一声を上げ、小池氏や自民党の二階俊博幹事長、下村博文都連会長、公明党の井上義久幹事長ら15人以上の国会議員が応援に駆けつけた。
シンボルカラーの「緑」のジャケット、スカーフ姿で登場した小池氏は、都知事選でも使った「ガラス張り街宣カー」を背に「何としても後継者はシュア(確実)な人にお願いしたい。若狭さんを圧勝させてほしい」と声を張り上げ、都知事選で小池氏を国会議員で唯一支援した若狭氏に感謝。小池劇場”第二幕”となる今回の補選では小池氏が後ろ盾となる。
元東京地検特捜部副部長の若狭氏は、熱海市に別荘税を納税する”マンション族”の一人で、市内でも応援の輪が広がっている。23日に投開票される。
◆若狭勝氏の第一声 ぶれず、ひるまず、正論を言う。それが信念の政治家『わかさ勝』の軸足。国民目線の政治・行政実現のため、自民党の内外で、正論を言い続けます。こうした『わかさみなぎる』わかさに対し、皆様方の絶大なるご支援を賜りたく、よろしくお願いいたします。
◆二階幹事長の話 (池袋に)来る途中に、安倍さんに電話しました。『選挙の応援に入ってくる予定は、ちゃんとなっているのか』と聞いたら『間違いなく、この選挙の応援に池袋へ行きます』ということでございます。東京五輪などを迎えるにあたって、都政との連絡役になってほしい。
写真=自民党fbより
【衆院東京10区・補欠選挙立候補者(届け出順)】
鈴木庸介(40,民進・新,推薦=共産・生活・社民)
若狭勝(59,自民・前,推薦=公明)
吉井利光(34,諸派・新)
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