熱海市下多賀の和田木神社と小山神明宮の例大祭が22日始まり、宵宮祭のあった同日夜、両神社の氏子町内の子供たちが、網代駅前で「子供しゃぎり大会」を開いた。例大祭に合わせ、子供たちが練習を重ねてきた馬鹿囃子、四丁目などの伝統の祭りばやしを交互に披露し、明日の例大祭が無事斎行できるよう神々をもてなした。また各町内の青年会神輿、親子会の子供神輿、山車4台が網代温泉の氏子地域を練り、秋祭りを盛り上げた。
23日は和田木神社で雨宮盛克宮司による例大祭神事や市指定無形文化財の獅子神楽奉納、神幸行列を行い、家内安全や商売繁盛を祈願する。小山神明宮でも雨宮盛克宮司が例大祭神事を厳かに執り行う。
◆しゃぎり 約470年前から伊豆地方に伝わる伝統芸能のひとつ。 その発祥は、雅楽からといわれており、お囃子の一種で各地で祭囃子として伝承されている。 網代のしゃぎりも江戸時代から脈々と受け継がれている。
和田木の1-2年生
小山町の子供たち
和田木の3-4年生
小山町
和田木の5-6年生
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