
東京都は5月31日、江東区の豊洲市場の集客施設「千客万来」について、2020年東京五輪・パラリンピック後に着工することで、事業予定者の「万葉倶楽部」(高橋弘会長)と合意した。同社の高橋会長が着工の延期を条件に事業を続ける意向を示し、都が受け入れた。
当初の予定では、飲食物販棟を18年夏、温泉付きホテルを19年夏に開業する予定だったが、同社は小池百合子都知事が示した築地市場(中央区)跡地の再開発方針に反発し、事業がストップ。都と同社は事業実施の可否について交渉していたが、小池知事が30日に横浜市内で高橋会長に謝罪し、同社は31日、建設費高騰が落ち着くとみられる五輪後の着工を条件に事業継続の意向を示した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■万葉倶楽部・高橋弘会長 着工を2020年の東京五輪パラリンピック後にすれば、高騰している建設費も安定して来るし、都にお願いすることが無くなる。継続事業に成れば今まで費やした投資はその為の準備だから都に請求はしない。
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