熱海の生き字引、全国の市議会議員で最年長の山田治雄さん(91)が6月21日午後5時半から、熱海市役所いきいきプラザ4階調理室で講演する。昭和2年に市内水口町で生まれ、昭和50年の初当選から11期にわたり、熱海市議を務めている。
今回はふじのくに健康長寿「食と健康」公開講座~6月の雨 忘れえぬ心~で登壇するもので、テーマは「戦時中の食糧事情と長寿の秘訣」。熱海の街中が沸いた昭和9年の丹那トンネル開通を祝う提灯行列や昭和13年に最初の市役所が完成する前の熱海御用邸の様子。戦局が激しさを増した昭和18年、志願して海軍飛行専修予備学生として三重海軍航空隊に入隊。特攻出撃配置につくなかで終戦を迎えたが、予備学生の多くが特攻で戦死-。
戦後は昭和26年の制度発足から農業委員を通産35年務めた。
講演会では、山田さんが当時の思い出を語り、「海幸楽膳 釜鶴」の料理長、内山栄二さんによる健康和食を楽しむ。熱海市の後援で限定30人。料金1500円。問い合わせと申し込みは杉本鰹節商店(電話0557-81-2648)へ。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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