来宮神社の例大祭（７月１４日～１６日）を前に７月２日、本年度御鳳輦（ごほうれん）奉仕を行う厄年奉賛会「来宮辰巳會（きのみやたつみかい）」の天狗訪問が始まった。
市内西山町の「離れの宿…ほのか」では、裃（かみしも）姿の川本数章会長など男子役員と女子部員の計１３人が訪問。天狗の衣装に身を包んだ会員が玄関前で「もおー」と大きな声を上げながら威勢よく麦こがしをまき、岸川祐二社長や従業員の頭にこがしをのせて厄除けを祈願した。
天狗訪問はこの日の小嵐保育園を皮切りに１２日まで市内の保育園、幼稚園、小中学校、病院、ホテル旅館、福祉施設など２３カ所を訪れ、御鳳輦活動を説明するとともに御神幸行列などで天狗が市民らにまく麦こがしをまいて無病息災を祈願する。
（熱海ネット新聞・松本洋二）
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■御鳳輦（ごほうれん）大厄の42歳を迎える男子が、節分から翌年の節分まで来宮神社の氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れる。7月の来宮神社例大祭（14～16日）では、16日の神幸祭で猿田彦の神の天狗をとともに、御鳳輦（神輿）が氏子町内を渡御する。平成30年度は昭和51年4月2日～52年4月1日生まれの第一小、桃山小の卒業生で構成。