
来宮神社の例大祭本祭は7月15日午前9時、宮神輿(みこし)の宮出しで幕を開けた。発輿祭(はつよさい)で雨宮盛克宮司が祝詞を奏上したあと、宮神輿保存会の渡辺修一今年度実行委員長が拍子木で一本締めをたたき、「ソイヤ、ソイヤ」の力強い掛け声とともに境内を出発した。斎藤栄市長、奥田交治熱海署長も加わった。上宿町を皮切りに町内会のリレー方式で行われ、それぞれの町内では、保存会のメンバーに地元の若衆が加わり、威勢良く練った。
宮坂を下った宮神輿は咲見町、JR熱海駅、お宮の松、渚親水公園、清水町、銀座町などを巡り、最後の中継地となった熱海郵便局からは道先案内人の神様といわれる天狗を先頭に厄年奉賛会「来宮辰巳會」の会員らに担がれ、午後3時頃に宮入りする。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■宮神輿渡御スケジュール 9:00宮出し→10:15咲見町→10:40熱海駅→11:30~12:30親水公園→13:30銀座町→14:15郵便局前→15:00宮入り
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