
「熱海城」近くの熱海市熱海の山林で民間業者が計画する散骨場建設に反対する周辺住人約150人が15日、第二小学校に田辺国治副市長や担当部課長を呼び、説明を求めた。
市によれば、市内で「自然葬」や不動産業を手掛けるとされる業者が地権者から土地を買収し、3月下旬に市へ形状変更を申請。提出書類に不備がなかったことから同月末に許可を下ろしたという。
散骨施設であれば建設方法などに明確な法規定はないが、周辺には寺、リゾートマンション、保養所などが点在する。初島が望めるロケーション。近隣住民は「散骨場は観光温泉文化都市の熱海のイメージダウンにつながる」と猛反発。「散骨場建設 絶対反対」ののぼりをたてて抗議している。
散骨は、法務省が「節度をもって行えば問題ない」との見解を示しており、全国的に広がっている。
(熱海ネット新聞)
◇散骨の内容
業者が4月中旬に配布したチラシによると、散骨場は8000区画。1区画9万円(税抜き)で20年賃貸借契約。機械でパウダー状にした遺骨を、植物の栄養剤と水を混ぜ合わせてジョウロで散布する。
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