【花】無情の象徴「ナツツバキ」、散り様の美 澤田政廣記念美術館

沙羅(さら)の名で親しまれるナツツバキが熱海梅園に隣接する澤田政廣記念美術館の横で開花、毎年この時期を楽しみにしている市民や花愛好家が鑑賞に訪れている。平家物語にうたわれる「沙羅双樹(さらそうじゅ)」の花として知られるこの花は、朝咲いて夕方には散ってしまう。

無常の象徴として人気があり、同美術館には開館した26年前から4本のナツツバキが植栽されている。訪れた人たちははかなく散り、川面に落ちた花をうっとりと見入っている。
沙羅は仏教の開祖・釈迦がその樹下で入滅したとされ、日本ではナツツバキを沙羅としている。

 

DSC_2590ssp

 

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-6-5

    熱海サンビーチの砂浜 黒山のような人だかり、花火見物で

    熱海市の熱海湾で6月4日夜、熱海海上花火大会(市ホテル旅館協同組合連合会主催)が行われた。観衆は70…
  2. 2023-6-4

    熱海市街が爽やかな青紫に ジャカランダ・フェスティバル開幕 

    熱海市のジャカランダ遊歩道で初夏の風物詩「ATAMIジャカランダ・フェスティバル2023」が…
  3. 2023-6-2

    熱海市水口町のアパートで火事 全員無事、原因は調査中

    6月1日午後3時10分ごろ、熱海市水口町のアパートで住宅火災があり、2時間半分後に消し止めた。アパー…
  4. 2023-5-29

    温泉浴び、勇壮な練り 泉公園でクライマックス 湯かけまつり

    温泉に感謝を込めて、沿道の人々が盛大に神輿に湯を掛ける「湯かけまつり」が5月27日夜、湯河原…
ページ上部へ戻る