【文化】かがり火の下、MOA美術館特設会場で薪能が開幕 

真夏の風物詩「第30回MOA美術館薪能」が1日夜、MOA美術館ムア広場特設会場であった。初島、伊豆大島の夜景を背景に能舞台がかがり火に揺らめき、幽玄の世界で観衆を魅了した。2日も行われる。

MOA美術館の薪能は、日本の伝統文化の普及、向上と地域社会への貢献を願って毎年この時期に開催され、夏の風物詩として定着するとともに、熱海市の文化レベルの高さを全国に発信している。雄大な相模湾を眼下に望み、火入れ式のころには、湾上に漁火が揺るぎ、海原は光のるつぼと化す。出演者のレベルの高さと相まってまって、屈指の人気を誇っている。

◇演目 1日が能「八島」、狂言「梟山伏」、能「殺生石」。2日が能「百萬」、狂言「長光」、能「岩船」。

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