
いとう漁協網代支所は5日、網代港のいけすで6月18日から中間育成していたマダイの稚魚を組合員が沖合まで運び、約3万匹を外洋に放流した。いけすでは2センチほどだった稚魚が48日間で6センチまで育った。
伊豆半島各地では、人工的に育てたマダイ稚魚を放流し、天然海域のマダイの資源を増やすための栽培漁業が、漁協・市町・公益法人等の協力により毎年実施されている。
静岡県内のマダイの漁獲量は年間約400〜700トン。うち3、4割(90~250トン)を放流魚が占める。
写真=熱海市農林水産室撮影
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